花粉症でもスキューバダイビングはできる！？インストラクターが解説します！
こんにちは！ダイビングスクール レーブ東京/新宿の永山です。
3月になり温かくなるかと思いましたが、雪が降ったり寒い日が続いています❄️
春になり花粉症で悩まれる方も多いと思います。スキューバダイビングを始めようと思っている方で、花粉症でもダイビングできますか！？とたくさん質問されます。
今日は花粉症でもダイビングできる理由を紹介していきます！！
ぜひ、最後までお付き合いください！！
花粉症でもダイビングはできる！？
私は花粉症が全くなくとても羨ましがられますが、みなさんは花粉症大丈夫でしょうか？
日本では春先や秋が花粉症に悩まされる時期ではありますが、近年では年間を通して花粉症に悩まされる方は多いなと感じています。
レーブを利用いただいているダイバーさんの中にも、花粉症の方は多いです💦
結論：花粉症でもダイビングはできます！！
海の中に入ってしまえば花粉はいないので、海から水面に上がる頃には鼻がスッキリ✨
鼻のムズムズや鼻づまりなどが少し解消されます！！
なので花粉症の方でも、ダイビングできます◎
私たちの師匠である、インストラクターのハナダさんも今年から花粉症デビューしました！
関西から東京に出て来てちょうど５年・・・花粉症が発症するタイミングですねとお話しました。
花粉症でだいぶ辛そうではありますが、毎週末になるとはりきってダイビングに行っています👍
そんな私は東京に来てちょうど10年ですが花粉症は発症せず過ごしています！
注意すること
花粉症でもダイビングはできるとお伝えしましたが、症状があまりにもひどい方や咳が止まらない方は控えた方が良いです。
花粉症がピークな時は控えて、花粉症が落ち着いてる時にダイビングをするのが良いかもしれません。
《理由①》
鼻づまりが酷い場合は耳抜きができない場合もあるので、潜る前に鼻をかみ鼻の空気の通りが良くなっているかを確認してください。
人間の顏にはたくさんの空洞があります。海の中に潜っていくとその空洞の空気が圧縮していきますが、基本的に自動調整で改善されます。
鼻が詰まっていると自動調整ができず鼻の周りやおでこなど痛みを感じることもあるかもしれません💦
（※BSACマニュアルから参照）
《理由②》
ダイビング中に咳をするのは大丈夫ですが、過度の咳込みがあると肺の破裂からの気胸など肺の過膨張障害を起こしてしまう可能性もあります。
花粉症の喘息がある方は無理して潜るのではなく、落ち着いてから潜るようにしましょう！！
予防できること
ダイビングの前になるべく花粉を寄せ付けないようにしていきましょう！！
日頃からマスクやメガネなど着用していると思いますが、ダイビングの日も必ず着用してから向かうようにします！
選ぶ服も花粉を寄せ付けないように、ツルツルの素材やシャカシャカの素材のアウターを選んであげると良いです👍
《薬服用の注意》
花粉症で薬を服用している方もいると思います。絶対に飲んではダメというわけではありませんが、ダイビングをする前に処方された病院でまずはダイビング中に服用して大丈夫か確認しましょう！！
市販薬を飲んでいる方は、必ず副作用をチェックしてください💡
薬局の薬剤師さんにもダイビング中の服用が大丈夫か確認するようにしてください。
薬を飲むと喉が渇きやすくなることも多いので、水分補給は細めにしていきましょう！！
点鼻薬を使用してのダイビングは禁止になります！！
点鼻薬を使うことで鼻の粘膜の腫れを抑えてくれて、鼻の通りはよくなりますが点鼻薬の効果は長く続きません💦
ダイビング中に効果が切れてリバースブロックになる可能性が高くなりますので、ダイビング前の使用は控えてください。
※リバースブロック・・・浮上時に中耳腔や副鼻腔の中に圧力がかかった空気が閉じ込められてしまい、めまい、頭痛、耳痛、吐き気などの症状が現れることがある。
まとめ
今回は花粉症について書いてきました！！
実際に花粉症でダイビングをしている方は多いですが、やはり耳抜きなどいつもより気に掛けることや注意することにはしっかり取り組んでくださっています。
これからの温かくなる時期は、花粉症の症状が酷くなることもあるので気をつけながらやっていきましょう💡
花粉症だからダイビングができないと思っていた方も、安心してダイビングできるので自分の症状に合わせながらダイビングをやっていきましょう！！
この春から新しい趣味としてダイビングを始めてみるのも良いかもしれませんね🐬
ぜひお待ちしています！！
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